流産は全体の10~15%の確率で起こり、このうち、妊娠初期の流産は、流産全体の9割以上。
流産は、平均的に15%、35歳で20%、40歳で40%と35歳から急激に流産する確率が上がっていくとともに、流産の理由の大半が胎児側の染色体異常と言われる。
生前検査で調べられる染色体異常は13トリソミー(パトウ症候群)、18トリソミー(エデワーズ症候群)、21トリソミー(ダウン症候群)。
13トリソミーの出生頻度は、約5000人に1人。
生後1か月以内に約半数、1年以内に90%以上が亡くなるとのデータもあり、平均寿命は3~4ヶ月。妊娠初期の自然流産の2.6%が13トリソミーであるとの報告もあるらしい。
18トリソミーの出生頻度、約4000人に1人。
胎児も陣痛の際にストレスを感じるらしく、お腹の中で亡くなってしまう子がほとんど。「生まれる」ことが難しく、生後2ヶ月までには半数が亡くなり、1歳までの生存確率は10%前後程度。
21トリソミーの出生頻度、約1000人に1人。
平均寿命は延び、子供が成人する確率は合併症の状態にもよるが、大半が成人出来るという現状。